映像の制作をしていると、揺れている画面を抑える手ぶれ補正機能が使いたいときもあれば、逆に揺らしたい場面もでてきます。
そこで今回は揺れていない素材を揺らす方法、ウィグラー機能を紹介します!
ウィグラー機能
画面を揺らす、といってもいわゆるレイヤーを動かす方法です。
まずはウィグラーウインドウを出しましょう。
ウィンドウ ウィグラー と選択します。
なんとも簡素なウィンドウですが、これがウィグラーの設定ウィンドウです!
このままでは適用が押せないので、まずは位置にキーフレームを打ちます。
位置にキーフレームを打つことで、位置をランダムに動かすことができます。
同様に、スケールや不透明の場合はそれぞれの効果が得られます。
例えばスケールの場合は、キーフレームの間は大きさがランダムで変わる、などです。
キーフレームを2つ以上選択した状態でウィグラーウィンドウがアクティブになります。
2つのキーフレーム間で数値をランダムに変化させることができます。
キーフレームが3つ以上ある場合でも適用ができ、その場合はそれぞれ3つのキーを維持したまま、ウィグラーを適用できます。
位置の場合、位置AからBの移動と、BからCの移動はそのままということです。
ウィグラーの設定
さて、適用が押せるようになりましたが数値の設定をします。
適用先
これは気にしなくていいですが、時間か空間かを選べます。
位置の場合は自動的に空間パスになります。
ノイズの種類
スムーズ、もしくはギザギザから選ぶことができます。
移動がリニアかベジェかの違いなので、お好みで選びましょう。
次元
位置キーの場合、縦軸横軸だけ、もしくは全方位に…などを選ぶことができます。
縦揺れだけにしたい場合などに利用しましょう。
周波数
/秒 と書いてあるとおり、1秒間にどれほど適用するかの設定です。
位置の場合は1秒間に何回移動するかの設定です。
大きくすればするほど、早い動きができます。
強さ
こちらは強さです。
どれくらいの強さでウィグラーを行うかの設定項目となります。
位置の場合、どれくらい移動するかという設定になります。
小さいほど細かな揺れを実現でき、逆に大きくすると激しい揺れとなります。
- より細かな設定をする場合はエクスプレッションが必要!
- キーフレームが大量に生成されるので、設定後の全体移動はヌルを使うと楽!
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