プリコンポーズでレイヤー構造を整理しよう!

AfterEffectsはレイヤーベースのソフトウェアなので、素材やエフェクトが増えるごとに
レイヤーも増えていき、乱雑になるケースが多々発生します。

そういったとき、レイヤーをまとめて整理する機能がプリコンポーズです!

プリコンポーズとは?

AfterEffectsではコンポジションの中に素材を配置し、アニメーションやエフェクトを追加していきます。
このコンポジションというものはフォルダ構造と似ています。

パソコン上のファイルを整理するとき、フォルダの中にファイルを全部並べたりはしませんよね?
フォルダの中に、また子フォルダを作って、また作って…というように
あとから見ても分かりやすく整理することがあると思います。

まさにこのプリコンポーズは、フォルダの中にフォルダをつくること
AfterEffects的にいえば、コンポジションの中にコンポジションを入れて、整理する機能です。

Photoshopでいうところの、スマートオブジェクトに似ている機能です。

プリコンポーズを活用しよう

上記でも触れた通りAfterEffectsではレイヤーがたくさん重なってしまい
どのレイヤーがどういった役割なのか分からなくなることがあります。

少量のレイヤーであればそういったことは少ないのですが、例えば100レイヤー以上を操作する場合は
レイヤー名を変更していてもやはり複雑になってしまいます。

この画像では6レイヤーだけですが、例としてこのレイヤーをプリコンポーズしてみたいと思います。

プリコンポーズのやり方は簡単です。

まずはプリコンポーズしたい素材を選択します。
今回は全てのレイヤーを選択しました。

選択後、レイヤー  プリコンポーズ を選択します。

ショートカットも用意されています。

Ctrl + Shift + C
Command + Shift + C

確認ウィンドウが出てきます。

初期では選択したレイヤーの長さに合わせて・・の項目にチェックマークが入ってないかもしれませんが
これは選択したレイヤーの始点と終点に合わせて、コンポジションの秒数を調整する機能です。

お好みですが、自分はチェックを入れています。

OKを押すとプリコンポーズ完了です。

多かったレイヤーが1つのコンポジションにまとまりました。

プリコンポーズは整理以外にも使える

さて今回はレイヤーの整理という名目でしたが、プリコンポーズは実は他にも用途があります。

1箇所の修正ですべての箇所を変更できる

これはコンポジションにいえる機能ですが、コンポジションはコンポジションの中に入れることができます。
つまり、AというコンポジションとBというコンポジションの中に、プリコンポーズしたものをいれると
全く同じコンポジションが入っていることになります。

この場合プリコンポーズしたものの中身を変更するだけで、AとBの内容も変更されます。

いちいち全てのコンポジションに別に作っていると修正だけでも膨大な労力となるので
再利用する場合などはプリコンポーズしてしまいましょう。

コンポジション全体に変化を適用する

プリコンポーズしたもの全てにエフェクトやアニメーションを適用することができます。
わざわざレイヤーすべてにエフェクトいれたりせず、1箇所だけ調整すればいいので時間短縮につながります。

エフェクトだけなら調整レイヤーでも可能ですが、プリコンポーズしたものはトランスフォームも行えます。

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レイヤーのレンダリング順序を変更できる

エフェクトのレンダリングの前にトランスフォームをレンダリングする、というような指定ができます。
その結果、回転されたフッテージにエフェクトが適用されるような演出が可能です。

コンポジション間の移動や確認を行う

プリコンポーズして整理しても、今度はプリコンポーズだらけで分からなくなってしまった…。
そういった場合は、コンポジション間でどういうこうせいだったかを確認しましょう。

プリコンポーズの内部情報を確認

プリコンポーズしたコンポジションをダブルクリックすると、その中身へと移動ができます。

ミニフローチャートで確認する

タイムラインパネルを選択した状態で、Tabキーもしくはミニフローチャートボタンをクリックします。
右クリックでもミニフローチャートというものが出てきます。

するとこのような具合で、いまどこのコンポジションにいて、どうつながっているのかがわかります。
ただしあくまでミニなので全部のコンポジション関係を見る場合は
右クリック  コンポジションフローチャート
で確認しましょう!

アドバイス
  • プリコンポーズをするときは、あとから見ても分かりやすいようにしよう!
  • レイヤー名変更も併用しつつ、作業しやすいレイヤー構造を心がけよう!

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