AfterEffectsにはマスク機能という機能が搭載されています。
マスク機能とは?
動画や写真などの一部を切り取る機能です。
切り取った背景は透明と判断されるので、何かを合成するときなどによく使われます。
動画内で不必要な箇所もマスク機能を使って切り取ることができます。
図.iMacの液晶部分だけマスクで切り取り、背景を白黒にしたもの。
マスクはいろいろなことに応用できる反面、基礎中の基礎の機能となります!
ぜひマスターしましょう!
マスクの使い方
AfterEffectsのツールバーに用意されているペンツールを使用します。
ペンツールを選択した状態で、フッテージまたはコンポジションで直接パスを書いていきます。
このとき必ず、マスクを適用する素材を選択した状態でペンツールを使ってください。
逆に素材を選択しない場合は、シェイプレイヤーを描くことができます。
また、素材をダブルクリックしてフッテージウィンドウにしても大丈夫です。
このとき注意事項としては、必ずフル画質で行うこと。
マスクを作成するときにアウトラインがボヤケてしまうと、正確なマスクパスを引くことができません!
マスクのアニメーション
さてマスクをすることができましたが、動画の場合当然背景は動いてしまいます。
そうなるとマスクはズレてしまうので、マスクにもキーフレームを打ってアニメーションしなくてはいけません。
マスクの場合でもキーフレームは同じです。
マスクを適用した素材にはマスクという項目が追加されています。
マスク1はその1つ目ということで、2つ以上マスクを設定した際は、マスク2、3、というように数が増えていきます。
その中のマスクパスという項目が、マスクの動き、形を表します。
ここにキーフレームを打って、数フレーム後マスクを再度調整すると自動でキーフレームを打ってくれます!
マスク関連はできることや、使用用途が多いので今後も記事にしていこうと思います。
- マスクを設定するときは必ずフル画質で!
- マスクパスのドットは、少ないほうがパスのアニメーションの際に楽!
- ペンツールを使うときは、長押しでベジェ曲線にできます!
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