AfterEffectsには自分で軌道を描く事ができるモーションスケッチという機能があります。
描く、とはいえ絵を描くようなものではなく
一筆書きで書いたものを位置キーフレームとして変換する機能のことです。
一見ランダムな移動に見せた移動や、文字やキャラクターの輪郭などに沿った演出など
様々な用途で使うことができます。
映像によって普段の使用率は低めですが、覚えておくといい機能です!
モーションスケッチパネル
ウィンドウ モーションスケッチ
パネルの設定
ウィグラー同様にとても簡素なパネルですので、簡単に説明します。
キャプチャ速度
モーションスケッチのキャプチャ速度設定です。
100% = 1秒を1秒として、認識します。
細かな描写をしたかったり、ゆっくり書きたい場合などは変更しましょう。
スムージング
モーションスケッチしたキーフレームのスムージング設定です。
表示
が入っているものを表示しながら描くことができます。背景は描写するレイヤーの配下レイヤーを表示するかの設定となります。
開始・デュレーション
基本的にコンポジションの設定が入るので、気にしなくてもOKです。
開始はモーションスケッチを開始するレイヤーです。
スケッチしてみよう
レイヤーの位置キーフレームにスケッチした軌道がはいるので、ヌルオブジェクトに設定するのがいいかなと思います。
何も無いけど存在する? ヌルオブジェクトレイヤーについてヌルオブジェクトを選択した状態で、キャプチャ開始を押します。
開始を押してからプレビューウィンドウでクリックした瞬間からキャプチャが始まります。
一度クリックを離してしまうと終わるので、クリックは長押しする必要があります。
これでヌルオブジェクトに星マークを描くことができました。
位置キーの移動速度は描く速度に比例します。
ゆっくり描くと、ゆっくりな移動、逆に早くしたり遅くしたりするものも影響します!
モーションスケッチしたあとは…
今回はヌルオブジェクトレイヤーの位置情報に、モーションスケッチした情報が入ったので
あとは任意のレイヤーと親子関係にして、動かしましょう!
- モーションスケッチでは手書きで書いたような文字のアニメーションも作れます!
- うまく書けない場合は、速度を落として書いてみましょう
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