AfterEffectsにはシェイプレイヤーといわれるレイヤーがあります。
階層? レイヤー構造を知ろう!シェイプレイヤーとは?
いわゆる、ベクターデータで描写されるレイヤーです。
Illustratorからもってきたパスや、AfterEffects上で描いたパスがベクターデータのレイヤーとして、シェイプレイヤーとなります。
シェイプレイヤーはベクターデータですので、拡大縮小をしても劣化することがありません。
マスク機能の記事でも書きましたが、ペンツールを使って描いたり、図形ツールで描くことができます。
マスク機能を使って動画の一部分だけ切り取ってみよう!シェイプレイヤーの構造
ただ図を描くだけならマスクで作成するのと大差ありませんが、シェイプレイヤーはより複雑な構造を持っています。
たとえば3つのシェイプを作成したとき、その中の2つはグループで括るという方法ができます。
それぞれのシェイプは普通のレイヤー同様、トランスフォームパラメータを保持しています。
同様にグループ自体にもトランスフォームパラメータがあるため別々で動かしながら、大きな括りであるグループを動かすことも可能です。
親と子のような関係をシェイプレイヤー1つで完結することができます。
親と子って? 同時制御に使える機能!シェイプレイヤープロパティ
また、各グループにプロパティを追加することが自由に行なえます。
少し分かりづらいですが、追加の項目からこのようなウィンドウが出ます。
それぞれシェイプに対してどのような効果、追加を行うかの設定を行えます。
青色、黄色の項目はなんとなく想像がつくかなと思いますが、オレンジ色の項目が少しむずかしいかなと思います。
オレンジ色の項目はパスコ効果を設定する項目で、2つのパスをくっつけたり、複数のシェイプで特殊な形を作れたりします。
型抜きのようなものを作ったり、結合したりとたくさんのことができますので
ぜひ触ってみてください!
またAfterEffectsでは当然、それらの効果別にキーフレームの設定ができるので
とても複雑なシェイプレイヤーアニメーションも作ることができます!
- シェイプレイヤーはペンツールで描くこともできる!
- 図形と図形をくっつけたり、減算して形を変えよう!
- 2D モーショングラフィックスを作るときはとっても力になる機能!
- 実は…シェイプレイヤーを3Dにすることも!?
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