AfterEffectsはレイヤーベースの編集ソフトです。
いわゆる、階層構造と言われるシステムですが、慣れるまでは少しコツが必要です。
階層構造って?
AfterEffectsで合成編集や、映像自体の編集をする際はレイヤーというものを重ねていきます。
レイヤーは階層という意味で、下位のレイヤーと上位のレイヤーでは上位のレイヤーのほうが優先度が高くなります。
例えばこの画像を見てください。
背景にお箸の画像、そして「輪島塗」という文字が入っています。
この場合、お箸の写真は下位で、文字が上位となります。
レイヤーは上になるほうが、優先されます。
つまり文字のレイヤーを写真の下に配置した場合は、写真の下に潜り込んでしまうということです。
この図では、白い平面が写真、その上にテキストがあります。
もしテキストを写真の下に入れるとどうなるでしょうか?
このように、テキストを写真の下に入れてしまうと当然見えなくなります。
これがレイヤーベースの基本です。
上記のような例をAfterEffectsのタイムラインパネルに適用するとこのようになります。
タイムラインでは上に行けば上位レイヤー、下に行けば下位レイヤーです。
表示されないな、と思ったらレイヤーの順番が逆になっていたり、上に違うレイヤーがあったりする場合があるので確認してみましょう!
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