AfterEffectsには環境設定という、本体の設定項目があります。
初期設定で使ってる人が多いかもしれませんが、実はこの環境設定、意外と大切な箇所があります。
環境設定を開いてみよう
環境設定はとで開き方が異なります。
編集 環境設定AfterEffects CC 環境設定 の場合、AfterEffects バージョン という具合で表示されます。
とりあえず、一般設定を開いてみましょう!
一般設定の項目
一般設定項目は一見ほとんど変更が必要無さそうですが、必ず変更したい箇所が1箇所あります。
また人によってはもう1箇所変更する場合があります。
全てを解説していくと長くなってしまうので、重要なところだけ解説していきますのでご了承ください。
初期設定の空間補完法にリニアを使用
これは初期ではチェックマークが入っていませんが、必ずチェックを入れるようにしてください。
リニアではないといろいろなところで不便を感じることがあるでしょう。
ただし、リニアではない演出が多い場合はチェックを入れて編集するなど場合によって使い分けてください。
リニアって何?という人は キーフレーム補完法って? リニアとベジェ をご覧ください。
スクリプトによるファイルへの書き込みとネットワークへのアクセスを許可
こちらは利用する人によりますが、サードパーティー製のスクリプトを利用する場合チェックをいれてください。
ライセンスの認証などに利用されます。
ただしあくまでスクリプトの話なので、プラグインの場合はあまり気にしなくてもいいでしょう。
メディア&ディスクキャッシュ
ディスクキャッシュとはRAMの代わりにストレージを利用するかどうかの設定です。
速度が遅いHDDを使っている場合はあまり恩恵がありませんが、SSDなどを利用している方は設定してみてもいいと思います。
1度再生した映像を次も再生するとき、再度計算が入りますが
ディスクキャッシュに格納されたものはそのまま再生されるので、作業の円滑化に貢献します。
ただし、結構な容量を必要とする場合があるので
容量が増えてきたなと思ったら、ディスクキャッシュを空にするを選択してみてください。
最適化されたメディアキャッシュ
こちらはディスクキャッシュとは別物です。
簡単に言うと、AfterEffectsの根幹のようなものを格納していると考えてください。
こちらにもデータベースとキャッシュをクリーンという項目がありますが
安易に押してはいけないボタンだと思ってください。
AfterEffectsの動作が変わったり、作業中のプロジェクトに異変を感じる場合があります!
自動保存
プロジェクトを自動的に保存するかどうかの設定ですが、基本的にはお好みです。
オススメとしてはオフを推奨します。
というのも、意外とファイル数が多くなるので削除の手間がかることと
昔に比べAfterEffects自体の安定性があがったため、急に落ちることが少なくなったことが要因です。
ただし安心して全く保存しないのは良くないので
AfterEffects作業中はこまめに上書き保存することを習慣づけましょう!
メモリ
Adobe製品以外で利用するメモリの容量を設定できます。
こちらも使用する方のマシンにより変動はありますが、ブラウザや他アプリが重くならない程度に設定しておきましょう!
- 環境設定はAfterEffectsの土台!しっかりと設定しましょう!
- 大きな変化はありませんが、メモリ項目、ディスクキャッシュ項目は作業に影響します!
- 記述していない項目はデフォルトでも大丈夫です!
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