Adobe AfterEffects 新バージョンを公開 変更内容一覧!

カリフォルニアで開催されているAdobe MAX 2018にて、Adobe AfterEffectsの最新情報も公開されました。

詳しいアップデート内容は Adobe AfterEffects CC新機能を御覧ください!

パペットツールの新しい高度なピンと曲げピンを使用すると、新しい方法でアニメートできます。精度の向上とピンタイプの切り替え機能により、高度なピンでアニメーションを制御すると、メッシュをより高精度に拡大縮小および回転できます。曲げピンを使用すると、アニメーションを曲げて、様々な変形を作成できます。

詳しくは 高度なパペットツールのピンのタイプ を参照。

3Dコンポジションの深度パス

3D レイヤーを含むネスト化されたコンポジションから、3D チャンネルエフェクトで Z 深度を抽出できるようになりました。これを使用して、被写界深度ブラーなどのコンポジションレイヤーに 3D 深度エフェクトを適用したり、深度合成やカラー補正のためのマットを生成したりできます。

クラシック 3D および Cinema 4D レンダラーの深度パスを生成します。深度パスを使用すると、複数のパネル、ドロップダウンまたはサードパーティアプリケーションを使用することなく、シーンにオブジェクトを設定して、オブジェクトにフィールドパラメーターの深度を適用し、自然な見た目にしたりシーンの一部にしたりできます。

詳しくは、3D コンポジションの深度パスを参照してください。

エクスプレッションの機能強化

エクスプレッション用の新しい JavaScript エンジン

新しい JavaScript エクスプレッションエンジンで、簡単にエクスプレッションを作成できるので、エクスプレッションの作成を利用しやすくなります。さらに、パフォーマンスが 6 倍向上し、各エクスプレッションをライブラリに保存できるので、簡単に繰り返しアクセスできます。よりすばやく簡単にエクスプレッションを記述して、UI のカスタムエクスプレッションライブラリパネルにお気に入りのエクスプレッションを保存できます。

詳しくは、エクスプレッション:JavaScript エンジンを参照してください。

エディターおよび UX の強化

  • エディターの強化:タイムラインパネルのエクスプレッションフィールドが使いやすく機能強化されました。
    • 等幅フォント:エクスプレッションエディターフィールドでは、Source Code Pro を使用するようになりました。
    • 自動リサイズ:エクスプレッションエディターフィールドでは、フィールド内をクリックして可能な限り多くのエクスプレッションを表示する場合、自動的に調整されるようになりました。
  • 選択したレイヤーのすべてのエクスプレッションを有効または無効にする:レイヤーのすべてのエクスプレッションは、レイヤー/スイッチサブメニューの 2 つの新しいメニューコマンドを使用するか、レイヤーを右クリックしてスイッチサブメニューを開くことで、無効または有効にすることができるようになりました。
  • エクスプレッションエラーのバナーの強化:エクスプレッションエラーのバナー(エクスプレッションの評価に失敗した場合にコンポジションパネルに表示されるオレンジ色のバー)が更新されました。
    • バナーのボタンには、見やすいダークアイコンを使用しています。
    • 新しい「エクスプレッションエラーのバナーを非表示」ボタンによりバナーを非表示にします。このボタンは、環境設定/一般の「プロジェクトにエクスプレッションのエラーが含まれている場合に警告バナーを表示」オプションを無効にします。エクスプレッションエラーのバナーをもう一度表示するには、環境設定を再び有効にします。

新しいメソッドおよび属性

このリリースでは、次のエクスプレッションリファレンスメソッドおよび属性が導入されました。

レスポンシブデザイン – 時間

モーショングラフィックスはキーフレームを含み、コンポジションの長さが変更されると、キーフレームも調整する必要があります。そのため、繰り返す場合は、調整も繰り返す必要があります。After Effects のレスポンシブデザイン機能を使用すると、後の変更に適応するグラフィックスを作成できます。After Effects のレスポンシブデザイン – 時間を使用すると、コンポジションがネスト化された場合やモーショングラフィックステンプレートとして書き出された場合に、アダプティブタイムストレッチが有効になります。コンポジションのインポイントとアウトポイントが調整されると、保護された領域のデュレーションが維持され、保護されていない領域がタイムストレッチされます。

詳しくは、グラフィックスへのレスポンシブデザインの追加を参照してください。

モーショングラフィックステンプレートの機能強化

エッセンシャルグラフィックスパネルを使用すると、制御をグループ化し、フォントプロパティを制御して、CSV および TSV スプレッドシートデータソースの制御をモーショングラフィックステンプレートに追加できます。

グループに対応するために、エッセンシャルグラフィックスパネルの左下の「コメントを追加」ボタンが、書式設定を追加という名前の新しいメニューに置き換わります。「コメントを追加」コマンドには、このメニューからアクセスできます。

詳しくは、After Effects のモーショングラフィックステンプレートを参照してください。

Lumetri カラーカーブ制御

革新的な新しいカーブ調整ツールにより、セレクティブカラーグレーディングがシンプルでわかりやすくなります。2 つの軸を使用すると、明確な視覚的表現で、色相対色相と色相対輝度の値を調整できます。これにより精密さがもたらされ、カーブの調整から当て推量をなくします。

詳しくは、Lumetri カラーカーブ制御を参照してください。

Adobe Animate および Adobe XD の統合

Adobe Animate からの読み込み

Adobe Animate CC ドキュメント(.fla)は、レイヤーされた .swf ファイルのコンポジションとして After Effects に読み込めるようになりました。同じコンピューターに Animate バージョン 19.0 がインストールされていることを確認します。

詳しくは、After Effects への FLA ファイルの読み込みを参照してください。

Adobe XD から After Effects への書き出し

VR の機能強化

VR 180 のサポート

After Effects のこのリリースでは、180 度の視界を持つイマーシブコンテンツを作成およびプレビューできます。HMD でコンポジションをプレビューするための 2 つの新しい 180 立体視モードがあります。

  • 180 上 / 下
  • 180 並列

Adobe イマーシブ環境の新しいシアターモードと 180 立体視モード

After Effects のこのリリースでは、コンポジションを空の部屋でフラットな長方形としてプレビューし、映画館のスクリーンの見え方をシミュレートする、シアターモード(球面収差補正)が導入されています。

詳しくは、ヘッドセットでのフッテージのプレビューを参照してください。

イマーシブエフェクトを制御するための新しいプロパティ

イマーシブビデオエフェクト(VR コンバーターおよび VR 球体から平面を除く)には、適用方法を制御するための新しいオプションが含まれています。

  • 立体視並列:フレームレイアウトパラメーターは、既存の平面視、立体視上 / 下のオプションに加えて、立体視並列に設定できます。
  • 水平および垂直視界:水平および垂直視界を個別に設定できます。デフォルトでは、値は 360×180 です。 VR 180 コンテンツの場合、両方の値を 180 に設定します。

詳しくは、イマーシブビデオエフェクトの適用を参照してください。

パフォーマンスの向上

新しい GPU アクセラレーション対応エフェクト

プロジェクト設定/ビデオレンダリングおよびエフェクト/使用オプションが Mercury GPU 高速処理に設定されている場合、次のエフェクトは、コンピューターの GPU を使用してレンダリングされるようになりました。

  • カラーバランス (HLS)
  • カーブ
  • 塗り
  • 露出
  • リニアワイプ
  • ノイズ
  • トライトーン
  • マット設定
  • ブラインド

波形ワープエフェクトの CPU の強化

波形ワープエフェクトは、マルチスレッド化され、複数の CPU コアを使用することで、2 ~ 3 倍高速にレンダリングされるようになりました。

ミディアンエフェクトアルゴリズムの強化

ミディアンエフェクトが、以前のミディアンアルゴリズムよりも大幅に高速にレンダリングでき、32 bpc カラーをサポートする最新のアルゴリズムに更新されました。新しいアルゴリズムは、レイヤーのエッジで異なってレンダリングするので、以前のアルゴリズムは別のエフェクトの「ミディアン(レガシー)」として維持されます。以前のバージョンの After Effects で保存されたプロジェクトは、レンダリング結果を維持するために、ミディアン(レガシー)エフェクトを適用します。

ビデオおよびオーディオ形式のサポートの機能強化

ハードウェアアクセラレーションを利用した H.264 および HEVC ビデオデコード(macOS)

  • Mac OS 10.13 搭載の MacBook Pro および iMac Pro マシン上で、ハードウェアアクセラレーションを利用した H.264 および HEVC デコードを使用できます。
  • アクセラレーションでは、Intel プロセッサーのクイックシンクビデオ機能を使用します。Mac Pro(Late 2013)は Quick Sync Video をサポートしていないので、ハードウェアアクセラレーションを利用したデコードを使用できません。
  • ハードウェアアクセラレーションを利用した HEVC デコードを使用するには、iMac Pro または Late 2015 以降の MacBook Pro モデル(Skylake または Kaby Lake マイクロアーキテクチャ)が必要です。
  • ハードウェアアクセラレーションを利用した H.264 および HEVC デコードを有効にするには、環境設定/読み込み設定を選択し、「ハードウェアアクセラレーションによるデコードを有効にする」オプションを有効にしてから、After Effects を再起動します。このオプションは、MacOS 10.12 以前では使用できません。また、ハードウェアの要件を満たしていないコンピューターには影響しません。
  • MPEG-4(.mp4)または QuickTime(.mov)コンテナ内の H.264 または HEVC コーデックビデオフッテージは、ハードウェアアクセラレーションによってデコードできます。MPEG Transport Stream(.mts)コンテナは、サポートされません。
  • ハードウェア制限により、チャンネルあたり 8 bit の 4:2:0 H.264 ファイルはハードウェアアクセラレーションによってデコードできます。

QuickTime ファイルの HAP コーデックのネイティブデコーディング

After Effects 16.0 は、QuickTime ファイルの HAP、HAP Alpha、HAP Q および HAP Q Alpha コーデックのフッテージをネイティブでコーデックできるようになりました。

詳しくは、サポートされているファイル形式 | After Effects CC を参照してください。

新しい Mocha AE CC 6.0 プラグイン

After Effects 16.0 には、Imagineer Systems/Boris FX が提供する Mocha AE CC 6.0 プラグインが含まれています。これは、以前のリリースのAfter Effects に含まれていた、スタンドアロン Mocha AE アプリケーションを置き換えます。Mocha AE CC プラグインには、スタンドアロン Mocha AE アプリケーションと同じ正確な平面トラッキングが含まれていますが、新しいインターフェイスを備えており、GPU アクセラレーション対応です。

詳しくは、Mocha AE プラグインの操作を参照してください。

その他の機能強化

UI の機能強化

  • After Effects は、ユーザー インターフェイスに Adobe Clean UX を使用するようになりました。
  • 三角形の展開アイコン(回転矢印)がオープン三角形デザインに更新されました。
  • GPU アクセラレーション対応エフェクトを見つけやすく識別しやすくなり、開いているプロジェクトで Mercury GPU 高速処理が有効かどうかが判断しやすくなりました。
    • エフェクト&プリセットパネルで、エフェクトのリストをフィルタリングして、GPU アクセラレーション対応エフェクトのみを表示できます。パネルメニューをクリックして、「GPU 対応のエフェクトのみを表示」を選択します。
    • エフェクトコントロールパネルで、GPU アクセラレーション対応エフェクトのエフェクト名の隣に GPU アクセラレーションバッジが表示されます。
    • プロジェクトパネルの下部にある宇宙船アイコンは、プロジェクトが Mercury GPU 高速処理を使用するかどうかを示します。宇宙船アイコンが明るい場合、プロジェクトは Mercury GPU 高速処理に設定されています。宇宙船アイコンが暗く、電源ボタンアイコンと共に表示されている場合、プロジェクトは Mercury ソフトウェア処理に設定されています。宇宙船アイコンをクリックすると、プロジェクト設定/ビデオレンダリングおよびエフェクトタブが開き、そこで Mercury GPU 高速処理を有効にするかどうか、およびどの GPU テクノロジーを使用するかを選択できます。

ガイドラインの位置の設定

ガイドラインは、正確なピクセルに設定できます。ガイドラインを作成(水平または垂直ルーラーからドラッグ)したら、右クリックして位置を編集を選択し、新しい位置をコンポジションの原点(左上隅)からの水平または垂直のピクセル数で入力します。

UI からのスクリプトおよび ScriptUI パネルのインストール

ファイル/スクリプトパネルから新しいコマンドを選択するか、修飾キーを押しながらスクリプトファイルをプロジェクトパネルにドラッグすることで、After Effects スクリプトまたは ScriptUI パネルをインストールできます。これらの方法でインストールされたスクリプトは、現在のユーザーの環境設定フォルダーにコピーされ、After Effects の再起動後に、ファイル/スクリプトメニューまたはウィンドウメニュー(ScriptUI パネルの場合)に表示されます。

新しいホーム画面とホームボタン

After Effects を起動すると、プロジェクトを作成したり、既存のプロジェクトを開いたりするオプションを含むホーム画面が表示されます。

また、ツールバー上の選択ツールの左に表示される新しいホームボタンを押すことで、いつでもホーム画面を表示できます。

ホーム画面のオプションは、After Effects を使用し続けるに従って増えていきます。ホーム画面のコンテンツは、After Effects の習熟度および Creative Cloud メンバーシッププランに基づいてカスタマイズされます。

詳しくは、ホーム画面のナビゲーションと使用を参照してください。

新しい学習パネルと学習ワークスペース

学習パネルは、新規ユーザー向けに設計されており、パネル、タイムラインおよびエフェクトを紹介しながら、コンポジションをすばやく作成するのを支援します。このパネルには、次の情報が含まれています。

  • After Effects の概要
  • 基礎の学習

新しい学習ワークスペースは、4 つのパネル(学習パネル、コンポジションパネル、プロジェクトパネル、タイムラインパネル)のみの、よりシンプルなインターフェイスを提供し、新規ユーザーが After Effects を使い始めるのを支援します。学習パネルはサイドにドッキングされているので、指示に従うと同時に、その他のワークスペースに簡単にアクセスできます。

詳しくは、学習ワークスペースと学習パネルの使用を参照してください。

その他の変更

  • プロジェクトファイルの以前のバージョンとしての保存は、「コピーを CC (15.x) 形式で保存」または「コピーを CC (14.x) 形式で保存」に更新されました。After Effects 16.0 でプロジェクトを 13.x として保存するには、最初に 15.x または 14.x として保存してから、それらのバージョンでプロジェクトを開き、コピーを 13.x として保存します。
  • プロジェクトパネルの複数の空のフォルダーを削除する際に、すべてのフォルダーが空の場合、削除の確認メッセージが表示されなくなりました。
  • プロジェクト設定/カラー設定の「以前のバージョンの After Effects QuickTime ガンマ調整に合わせる」オプションは、削除されました。
  • パスからヌルを作成パネルは、レイヤースタックの上部ではなく、選択したパスを含むレイヤーの真上にヌルを作成するようになりました。
  • Synthetic Aperture Color Finesse プラグインは、After Effects に含まれなくなりました。
  • レイトレース 3D コンポジションレンダラーは非推奨となり、UI でそのように表示されます。After Effects の将来のリリースで削除されます。より優れたパフォーマンスを得るには、CINEMA 4D またはクラシック 3D レンダラーのみを使用して 3D コンポジションを作成します。

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