レイヤーの動きをつけるときに、同時に動いて欲しい…と思ったことはありませんか?
親子機能は、そんなときに使える機能です。
親子機能を理解しよう!
親と子はカルガモの一家を思い浮かべると分かりやすいです。
カルガモ一家の子どもたちは、親についていく習性を持っています。
田舎の用水路などでは、よく見れる光景ですがそれとおなじようなことをAfterEffectsで再現するのが親子機能です。
親子機能の概要
- 親のレイヤーが動いた場合、子は同じ動きをします。
- ただし、子が単独で移動した場合は親は子の動きに影響されません。
- 同じ時間軸で動きがコピーされます。
と言った具合です。
ヌルオブジェクトレイヤーのところで解説があったように、別々のレイヤーを同時に動かしたい場合などは便利な機能です。
実際に親子設定をしてみよう!
わかりやすくまさに親と子を用意しました。
このレイヤーで設定していきます。
AfterEffectsの場合は子が親を選択します。
子のレイヤーを選択して をドラッグし、伸びたウィップを親に設定します。
または、選択後右側のなしとなっているプルダウンメニューをクリックし、親を選択してあげましょう。
これで親子関係は設定完了です。
親レイヤーを動かしてみる
この状態で親のキーフレームをいじってみると、子も全て同じ動きをすることがわかります。
親レイヤーは子レイヤーの動きに影響されない
今度は逆に、子のレイヤーを動かしてみます。
この場合は、子だけが動くという状態を作り出すことができます。
大きな動きの中の細かい動きを別途設定する際は、子のプロパティを調整しましょう。
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