フレーム補間で滑らかな映像を作ろう!

タイムリマップで時間設定をしたレイヤーで、例えばスロー再生にしたとき
フレームレートの問題でカクカクしちゃうことってありますよね?

 AfterEffectsで時間を操作! タイムリマップを使おう

今回はその対処法を紹介します!

フレームブレンド機能

そもそも、なぜカクカクしてしまうのかというと
コンポジションに対し、フレームレートが下がってしまうため描写できるフレームが少なくなるためです。

そこで、AfterEffectsにはデフォルトでフレームレート補完の機能が備わっています。

その中には2種類のフレームレート補完法がありますので、ご紹介します。

フレームミックス

フレームミックスは前後のフレームをディゾルブ効果で重ねる手法です。
残像が残ったり、あまりに補完しすぎると画質が落ちてしまうことがありますが、レンダリング時間は短く
処理自体も比較的軽いものとなります。

ピクセルモーション

こちらは前後のフレームから計算して新たなフレームを作り出す技法です。

フレームミックスに比べると滑らかに描写できますが、何かが交差したり、複雑すぎる動きをするものだと
描写が破綻してしまいます。

またレンダリング時間もフレームミックスに比べ、長くなってしまう特徴があります。

ピクセルモーションではなめらかになっていますが、道路脇の棒と交差する際に補完破綻が発生しています。

フレームブレンドの設定

適用したいレイヤーを選択後、右クリックか上記タブよりフレームブレンドから設定します。

これで最終書き出ししたときは設定が適用されているのですが
プレビューの段階では見れないので、プレビューでも確認できるようにする必要があります。

タイムラインパネル上部にあるフレームブレンド適用ボタンを押すことで適用ができます。

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